パラモア、2日目

いやあ、行ってきました、パラモア2日目。
燃え尽きました! 完全燃焼!
昨日はほぼ満員だったけど、今日は昨日の7〜8割ぐらいの観客数で、すこし寂しかった。これほどの世界的バンドが、スタジオコーストの2日間を満員にできないってのはどうなのかな。日本のロック(J-pop)の質が向上して、国産品だけで十分に満足できるようになったことは喜ばしいけど、それに呼応して、洋楽の衰退は著しく、情報さえも入ってこない「音楽鎖国」のようになっちまうのも考えものだと思う。(いや、ほんとは入って来てて、知らぬは私ばかりなり、なのかもしらんが)。
そういう入りだったので、二階の座れる席が封鎖されており、今日は1階でスタンディングで観た。それだけに、ヘイリーちゃんを間近に観ることができ、あの美形のご尊顔を満喫することができますた。アメリカではかなりけばいメイクをするんだけど、日本では日本人向けに美形メイクをしてくれていて(ほんとにそういうことか?)とっても嬉しかった。ただなー、あのファッションはなんとかならんかね。二日とも同じ趣味の悪いパンツだし。ワーストドレッサー賞を受賞するのは仕方ないぞ。本人は気にしてないとのことだが。
演奏は、はっきりと昨日より良かった。何より、ヘイリーの声の調子が格段に違う。しかも、バンド全員が、昨日よりずっとリラックスしており、はじけていると言ってもよく、そういう意味でも演奏が冴えてたと思う。たぶん昨日と完全に同じメニュだと思うが、まるで印象が違って聞こえた。これだから、ライブはできるだけ多く押さえなきゃね。
近くで見ると、プレーヤーの身体性がよくわかる。ヘイリーがどんな女の子で、どんなパーソナリティを持っているのか、たとえそれが演出されたものであっても、それはCDを聴いているだけでは、そしてビデオを観ているだけではわからない。それはステージイングに立ち会わないとわからない。だから、ぼくは、ライブというのは、「アーティストに会いに行くもの」だと思っている。
これで、昨年からの一連のイベントに終止符が打たれた。2010年はとても良いスタートをきることができた。次にパラモアの来日公演を観るときは、どんな事態を迎えているのだろう。とてもわくわくする。