京都大学寄付講座のシンポジウムに登壇します。

前回エントリーした通り、創設された「社会的共通資本と未来寄附研究部門」のシンポジウムに登壇することになりました。申し込みは、

 

www.kyoto-u.ac.jp

 

のホームページから出来ます。あるいは、直で下のリンクから申し込みできます。

『社会的共通資本と未来』寄付研究部門創設記念シンポジウム参加申し込み

 

プログラムは、以下のようになっています。

オープニングトーク  

「創設を祝して」久能祐子(京都大学 理事)
「社会的共通資本とは」占部まり(宇沢国際学館代表取締役

基調講演

「協生農法と拡張生態系 〜自然-社会共通資本のビジョンと本研究部門の方法序説
舩橋真俊(京都大学人と社会の未来研究院特定教授(社会的共通資本と未来寄附研究部門)) 

講演1

「経済学からみる社会的共通資本」
小島寛之帝京大学経済学部 教授)

講演2

「ポスト資本主義のビジョン」
広井良典京都大学人と社会の未来研究院 教授) 

講演3

「寄附と利他行動の未来」
渡邉文隆(信州大学社会基盤研究所 特任講師/京都大学経営管理教育部博士後期課程)

パネルディスカッション

「理論と実装の両輪の意義」 
 ファシリテート:占部まり(宇沢国際学館代表取締役

閉会の挨拶

宇佐美文理(京都大学副学長/人と社会の未来研究院長/文学研究科教授)

このシンポジウムでぼくは、宇沢先生の社会的共通資本の理論に対して、要約や概説ではなく、未来の方向性(可能性)を示唆する講演を試みたいと思う。それは、当然、経済学の現状に対する批判ともなるし、そして、経済学の枠を超えたインターディシプリナリーな方法論を宣言することになると思う。現在ぼくの考えていることのありったけを詰め込むつもりだ。是非ともオンラインで参加していただきたい。

以前、拙著『宇沢弘文の数学』青土社にもその一端を書いたけど、それをさらにブラッシュアップした内容になると思う。(だから買って前もって読んでおいてね。笑)。