新著『数学的決断の技術』がもうすぐ発売です!
ぼくの新しい本、『数学的決断の技術〜やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法』朝日新書、があさってあたりから店頭に並ぶと思うので、ぼちぼち宣伝にかかるとしよう。
数学的決断の技術 やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法 (朝日新書)
- 作者: 小島寛之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 新書
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今回は、この本で最もキャッチーなページと、それと目次だけを紹介しておくことにする。
最もキャッチーなページとは、次のyes・noアンケートのページであろう。(本では、→でつないだフローチャートになってるけど、それをこのブログでどう描けばいいのかわからないので、もっと原始的な方法で表現する。
次のyes・noアンケートに答えてください。
a. 福袋はお買い得だと思う。
(yesの人は質問bへ、noの人は質問dへ)。
b. 雑誌のプレゼントコーナーでは、一番高い景品に応募する。
(yesの人は性格1です。noの人は質問cへ)
c. 飲食店では、お勧めのセットは選ばず、自分で1品ずつ注文する。
(yesの人は性格2です、noの人は性格5です)
d. 洋服を買いに行って店員に「このデザインは最後の一着です」と言われると、その場で買ってしまう。
(yesの人は性格3です、noの人は質問eへ)
e. 家電製品を買う際、有料で2年間の修理保証がつく場合、たいていつける)。
(yesの人は性格4です、noの人は性格6です)
性格1から6が何を意味するかは、ぼくの新著でお読みください。(気になるよね〜、ふふふ、商売、商売)。
そして、目次もさらしておく。
『数学的決断の技術』目次
I
第1章 意思決定には4つのタイプがある。
第2章 学校では教わらない、``使える''確率ー期待値基準
第3章 不確実な世界を見通す意思決定法ーマックスミン基準
第4章 後悔を先読みする技術ー最大機会損失・最小化基準
第5章 夢に賭けるのは、いけないこと?ーマックスマックス基準
II
第6章 「論理的に考える」とはどういうことか
第7章 想定外のできごとが、人を動かす
第8章 混沌とした情報社会の歩き方
第9章 自分の選択に自信のない人のための確率論
本が書店に並んだら、もう少し詳しい内容紹介をして、いつものように序文をさらすつもり。